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大正野球娘。 [TV(地上波)アニメ]

友達のお嬢様の婚約者の一言がきっかけで大正時代の高等女学生が野球を始めた話はメンバーを集めて練習試合で婚約者のいる朝香中にボロ負けしてもへこまず再び練習を始めるも近所の小学生にボロ負け。朝香中に勝つのは遠いなあと思いながら目的が見える練習を繰り返して小学生に勝てる力くらいは付いてきました。
と思ったら洋食屋の娘で主人公の小梅の婚約を親が決めちゃったのはどうなるんだろう(笑)

名が設定を表すわかりやすい作品の核だけに野球もちゃんと描いてて、子供の遊びながら経験ありで守れる2人や主砲に参謀が居る初戦の陣営に足が欲しいなあと思ったら4話でうまく補充してしかも野球の癖がつく前に左打ちの練習開始と揃ってきた上に、ストライクは入るお嬢様投手が6話でわざと投げたスローボールはアニメ的スローモーションが見せた驚きのトップスピン(順回転)!

あとスパイクシューズを履けば装備の不利はなくなるから頭の使いどころはこれからだし、お嬢様投手も球速あればいい試合になるところで次回予告でツンツン性格を使われたか思いっきり腕を振るシーンが有るから球速ある技巧派になるのかなあ。次回は他にもここまで真面目気味だった展開が少々緩むようで楽しみです。

時代設定は野球に少々のファンタジーを許す以外に背景として存在感あって岩崎や川島のように近代史で聞く名字も出てくるし執事・松坂とか足の速い車夫・松本とか名前が野球ネタのノリにあわせて時代を繋げてキャラの子孫を考えるのも楽しい。小柄で機敏な石垣環は広橋涼さんの声とタマちゃんの愛称とともにヨソのアニメの川添道場に繋がるんだろうし遊撃手のDNAが付いたままきっと小坂(ロッテ→読売→楽天)だ。

お風呂シーンはゲームに任せて進みそうなストーリーは対朝香中の勝利を目指して後半に向かいつつ実はそれが最終目的なのはお嬢様と周囲一部だけでむしろいろんな挑戦を始めるきっかけという状況もこれからの展開に生きてきそう。つか最初から明らかにその先を見てるアンナ先生のようなキャラもいるから十分期待です。
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