RIDEBACK-ライドバック-

雨宿りがきっかけでバイク形態もとれるロボット・ライドバックと出会った主人公・リンこと尾形琳は有名バレリーナの母譲りの才能がマッチしたかライドバックをあっさり乗りこなし、素人で初出場した全日本選手権でもエンジンが壊れるまで前を抜き続ける注目株となり、さらにテロに巻き込まれた友人・しょう子を現場から助け出すばかりか軍のテロ包囲網まで突破する姿がTVに映ってさあ大変。
TVを視た表組織からも裏組織からも注目の上に弟・賢司も素質を見込まれ巻き込まれた。

急げ琳！ 賢司が改造人間にされる前に悪の組織から解放し、最強のライドバック・フェーゴ Type Lを駆って戦場に飛び出し共に正義のために戦い、悪を滅ぼし紛争を終わらせ世界に平和を取り戻すのだ！！
...そんなパワー主義はヨソに任せて、序盤やオープニングにも見れるバレエという芸術世界を知りながらケガで諦めたために夜のまま走っていたハートに火をつけて立ち上がり夜明けを迎えさせたのがライドバックという琳らしく世界を変えるのを視たい。

その鍵は力や友情より感情で、決して若さ故の暴走とか歌や軽いミュージカルではなくバレエを活かした表現が大事であって欲しいし、パートナーのライドバックが現実に近そうなことも意義が有るからこれがCGできちんと描かれるのは期待が高まります。

一方で大学の機械系部活動なのに油臭さを抑えてた反動か政府のGGPとか反GGPなBMAとかおっさん臭さ急増が心配です。１話からそれやライドバックに負けじとパンチラとかシャワーとか下着寝姿とかで頑張ってた女性陣も残るはすずりちゃんのみで酔って絡んだのが最後だったら俺的テンションもある意味最後。GGPのお姉さんは岡倉が趣味みたいだし（笑）

４話や５話（謎のライドバック少女）でなぜか琳を助ける黒ライドが現れたりして世界が広がって大学メンバーの存在感が薄まった。これはしばらく苦戦が続くかなあ。次回予告のニュー菱田劇場のノリを保ちつつ終盤で頑張ればいい展開にできるからこの先も楽しみです。