宙のまにまに

一年上の先輩で幼馴染みで星好きな美星に高校入学で７年ぶりに再会した文学少年・朔が天文部へ誘われて入ったり朔に惚れたクラスメイトの姫が対抗して入ったりして発足して天文部のアニメは実は危機だった梅雨（笑） も乗り越え、合宿も成功した夏休みも終わったら美星の幼馴染みの男・草間望が教師で赴任の上に天文部顧問になって文化祭に乗り気で朔ピンチ（笑）

それを煽るときは団結するクラスメイトや姫を時に過激に応援する友達や隙あらば朔に近づく女子に加えて次々とデビューしてくキャラがいるクラス風景も面白いし、写真部の意外な腹黒さや専用の登場BGMまで付いた生徒会長・ふーみんの天文部好敵手っぷりも大いに見所。そして合宿で仲良くなった文芸部の文化祭出し物をきっかけに部長でもあるふーみんが朔にアプローチして朔揺らぎすぎ（笑）

星空を見せるアニメとしても２話で身近な宵の明星を、３話のプラネタリウムでTVでは絵のみ解説無しながら姫と江戸川の感動っぷりで解説も期待した星空が、合宿では満天で最初は姫ちゃんたちと同じく星座絵も解説も無く天の川を中心にひたすら視るだけ、２回目は少しの解説で銀河鉄道の夜のような物語を知ってるとそれが浮かんで実体験になる楽しみ方もあると教えてくれるし、２回目の姫の解説はきっと３話がベースなお話と伏線が２重になる楽しみもあるから６話で一休みしても文化祭に期待できます。

そして水着でナイスバディが姫に伝わり草間の口説きを即却下して俺的優しいお姉さんっぷりに磨きかかった美人な小夜先輩がCMで見える原作絵よりも残念なほどあっさり漫画絵に描くぶん星空CGに費やしカメラ本体はボカしてもレンズに実在メーカー名を書くアニメは、キャスティングもふーみんをリーダー格にして江戸川がお目付役で兼務多用な陣営で、フルコーラスを聞くと編曲がGlossy:MMMを思わせる弱点を越える見事な冒頭のハーモニーもあり「せえんせい、質問の答えは？」の声の異質さで豊崎愛生さんにも気づいたからオープニングに顔出てるもう一人で歌い手も揃いそう。

こうなると文化祭は初めての天の川に思わず両手を伸ばし星空を見る楽しさを知って他の人に伝えたい共有したいという美星の願いを実践できるまで近づいたのに水着回で水着を披露し損ねた姫のこれからも気になる明らかに次の山場で、オープニングにある冬のシーンに繋がりそうなここで生まれて次の展開になる種も楽しみです。