GA 芸術科アートデザインクラス

とある高校の芸術科アートデザインクラスの女子高生キサラギたち仲良し５人組の話は授業でいろんな作品を作ったりその最中に横道にそれたり昼食１つで楽しんだり職員室で騒いだり美術部の先輩達と半分面識無いままお化け屋敷で対決したりしながら７話で初めて美術館に行って本物の作品を前に解説も出来る見かけクールなキョージュのお茶目っぷりや繰り広げられる談義も面白いアニメです。

つまり悟りであれ煩悩であれ、人の魂を揺さぶる魔法、それが芸術！

と、一番ロリで才能あっても落ち着きのないノダミキが芸術の基本的理解者っぷりを見せつつブレードブレーバーのまさひろ山根を起用のロボットをデザインしたわんぱく少女・トモカネと息を合わせて真面目でスタイルもいいナミコさんを煩悩方面に引き込もうとして「脱ぐか！」と即答シーンがあれば、

ま、描くというより、見る側をいかに欲情させられるかの追求のプロセスの方が楽しい。

とヨソの美術系アニメより教師の真面目さが特徴のなかで裸婦を描く女性教師が事前に語るアニメだからスタッフはデフォルメされたキャラでも欲情させる方法を知ってて抑えてるし、トモカネ兄妹を同じ声優さんにしたり雅役の名塚嬢の姉で素人でも声の印象が共通する雅姉さんをノダ姉役にする兄弟関係の遊びを子供の作品の作者にまで広げるアニメ脇のネタもまだまだ期待できそう（笑）

それにキャラはデフォルメながら身長が性格を表してるから背の高いキョージュに現代美術は難しいと俺的には言って欲しくなかったもののGAに対してGBと呼ばれる音楽系クラスの存在も感じられるアニメよりラジオ的なBGMもクラスメイトの吉川っちや美術部のアーさんやブチ先輩にサメちゃん先生など美人度ではレギュラーを上回る脇役の登場も楽しみ。

エピソードは４コマっぽくバラバラな短い話をつないだり一つのテーマで１話をまとめたり毎回構成もいろいろで５種類各キャラのエンディングも雰囲気全然違って聞きがいがあるし、クラス名にアートに「デザイン」が繋がる話も時折見せたり大きな眼鏡がいつも鼻からズレてるだけでギャグなキサラギが作品に差を感じて悔しいと真顔で話しても堅苦しくなく、加えて写真の三分割法みたく簡単実践できるネタもあって結構ためになるアニメでもあります（笑）